ベビーアンドミーのベルク. (BELK.)を使ってみたよ

こんにちは!Toku-Seeです。

今回は、ベビーアンドミー (Baby&Me)が販売しているベルク (BELK.)というヒップシートキャリアについて取り上げたいと思います。ベビーアンドミーと言えば、ヒップシートをご存知の方であれば知らない人はいないであろう有名な国内のヒップシートメーカーです。

ヒップシートとネットで検索してみると必ず目にするので、

『ベビーアンドミーのヒップシートってどうなんだろう?』

と気になる方も多くいらっしゃると思います。本日はベビーアンドミーの最新作であるベルク (BELK.)を実際に使ってみたのでレビューしていきたいと思います。

ベルク (BELK.)は、同じくベビーアンドミーから販売されているベルクファースト(BELK. first)という抱っこひもパーツを購入することでオールインワンヒップシートつまり、これ1つで抱っこひもにもヒップシートキャリアにもなるよという商品です。

豆知識
オールインワンヒップシートの良い点は、新生児の時は抱っこひもとして(商品によっては新生児用のインサートが必要)使い、腰が座り出した頃にヒップシートキャリアやヒップシート単体として用いることができるという点です。

これまで海外のヒップシートメーカーばかりを取り上げてきましたが、ベビーアンドミーさんのヒップシートについて最近よく質問を受けることが多くなってきたので、今回は初めて日本のメーカーを取り上げてみようと思います。ベビーアンドミーの最新作であるベルク (BELK.)+ ベルクファースト(BELK. first)は果たしてどれくらいの実力なのでしょうか?

率直な感想をズバズバ書いていきますね!

ベビーアンドミーの自信作!ベルクの第一印象は?

右側がベルクファースト(抱っこひもパーツ)

色々なヒップーシートを扱ってきた経験から、ベルクの第一印象はヒップシートメーカーのパイオニアである韓国アイエンジェル社のヒップシートと似ているなという感想を持ちました。

というのも、ベビーアンドミー (Baby&Me)とアイエンジェル社はアイコール (i-Call)というブランドを共同で運営しており、ベビーアンドミー (Baby&Me)の製品にはアイエンジェルの技術やデザインが色濃く反映されているのです。もっとぶっちゃけますと、ベビーアンドミー (Baby&Me)自体は製造を韓国のアイエンジェル社に委託しているため、作られる製品はもはやアイエンジェルのヒップシートと言っても過言ではありません。

個人的な意見になってしまいますが、アイエンジェル社のヒップシートはニューマジック7を除いてはデザインがイマイチだなと思うことが多々あります。台座部分が強調されるデザインが多いためだと思うのですが、ベビーアンドミーのベルクもそのためもっと台座部分が強調されるデザインかなと思っていました。しかし、実際に手にとって見た感じはそれほど悪くはありませんでした

やっぱりトッドビーやミアミリーなどデザイン性でも素晴らしいヒップシートと比べると、見劣りしてしまう感は否めないですけどね。。

ベルクを1日着けてみた感想

個人的なベルクに対する感想を書いてみますね。

機能的に優れたヒップシートをいくつも知っているので、そういう意味で舌の肥えた人の意見ということを前提に聞いていただきたいのですが、

1日、いや1時間着けただけで疲れた

です。

実際に抱っこしたのは1歳にならない体重8キロくらいの我が子ですが、それでも着けた瞬間に腰にずしりと重みを感じ、少し歩くと台座と接触する下腹部分が痛くなり始めました。

これはいかんと思い、腰ベルトを巻き直して下腹の痛みはなくなったのですが、数時間着けてぶらぶらとお散歩してみたのですが、腰や股関節に疲労感が残ってしまい機能面でトップクラスのヒップシートとは言えないなという感想でした。

あと、腰ベルトに取り外しができるポシェット型の収納があるのですが、ちょっと厚みがあるせいか歩いていると邪魔になる時がありました。

ただ悪い点ばかりではなく、腰ベルトの長さはちょうどよいですし、しっかりしたヘッドサポートがついているのは評価できる点だと思いました。

ベビーアンドミーのベルクを徹底解剖!機能面を評価します

腰ベルトはどうか?

ヒップシートを評価する先に最も気になる点の一つが腰ベルトです。腰が痛くなるのは腰ベルトに問題があるかヒップシートの付け方に問題があるかのどちらかです。そこで、ベルクの腰ベルトに関して言いますと、正直まだまだでした。

Toku See
腰ベルトを評価する時のポイントはベルト幅とクッション性だよ!

まず、ベルトの幅がかなり狭いです。下の写真を見てもらえば分かりますが、腰ベルトがしっかりしていて腰への負担がかなり少ないと評価しているトッドビーのヒドゥン360の腰ベルトと比較しているのですが、3センチくらい幅が違います。

しかも、実際に丸一日着けてみたのですがクッション性もほとんどないため腰への負担がズシッとありました。写真では表現しにくいのですが、ベルトの厚みもなくペラペラという感じで付ける前から痛くなりそうで不安でした。。

おそらく子供が小さいうちは大丈夫だとは思うのですが、1歳を過ぎ、2歳になってくると体重も重くなるので、腰に不安のあるかたでは正直心許ないと思います。

腰ベルトをすっきりさせることで、見た目の印象は確かにスタイリッシュにはなるのですが、ここまで細くしてしまうとヒップシートとしての機能面が失われてしまうので、ベビーアンドミーさんの判断はすこし残念でした。

座面は全面すべり止め加工

ベルクになって改良された点としてすべり止めが全面についたところです。このすべり止めはしっかりと止まってくれるので非常によいと思います。意外にもヒップシートですべり止めを全面に採用している商品は少ないので、ベルクはこの点で他のメーカーや商品よりもすぐれていると思います。

また、台座の中は空洞ではなくEPPという強化発砲スチロールとウレタンの2層構造になっています。台座の下部がウレタンクッションになっているのでお腹に当たる部分にはクッション性を持たせてくれています。ですが、このウレタンクッションが残念なことにあまり機能していないのか、実際に使用してみると下腹部が痛くなってしまいました。もう少しウレタンクッションを増やすなど改善の余地はあると思います。

また、座面で少し問題だったのがお腹側の幅や奥行き(出っ張り)は十分にあるのですが、面積が小さいため赤ちゃんのお尻がずれたり滑り落ちそうになる点です。下の写真でも分かると思うのですが、座面の形が三角形になっているので、これが台形みたいな形にするとお尻がずれることもないのかなと思いました。

肩ベルトのクッション性も少し物足りない

肩ベルトも肩への負担を減らすためには非常に大事なパーツです。何度もこのブログでは取り上げていますが、ヒップシートキャリアは肩、腰、そして台座の3点で体重を支えるため、肩ベルトのクッション性は体への負担を減らすためには重要です。

クッション性を重要視し過ぎて分厚くすると今度は見た目がごつくなるので、その辺りはバランスを考えなければいけません。このバランスがうまいなと思ったのが先ほどから紹介しているトッドビーのヒドゥン360というヒップシートです。

ではベビーアンドミーのベルクはどうでしょうか?

写真をみてわかると思いますが、ベルクの肩ベルトはかなり細く、クッション性もないことが分かります。赤ちゃんが軽いうちはこれでも大丈夫だとは思うのですが、10キロを超える子どもや肩こりを持っている方にはベルクの肩ベルトでは厳しいかなと感じました。

また、肩ベルトの長さを調整する際に脇下に位置する調整ベルトを手に持って背中側に引っ張らないとベルトが締まらないようになっています。人間の体の作り的にもベルトを手に持って手前に引っ張る方が断然楽なので、肩ベルトの長さを調整する点においても個人的には不満が残りました。

ベルクのまとめ

日本を代表するヒップシートメーカーであり、何と言っても国内では知名度ナンバー1のベビーアンドミーの最新作ベルク(BELK.)でしたが、個人的にはまだまだトップクラスのヒップシートとは言えないものでした。

知名度があり、試着サービスもあるのでヒップシートが初めての人でも簡単に手に取りやすいという点ではいいのかもしれません。また、今回はレビューしていないのですが、ベルクファーストという新生児用の抱っこひも用パーツも販売しているので、ベルクファーストを購入すれば新生児からベルクだけで事足りるという点も良いのかもしれません。

しかし、レビューしていますように赤ちゃんが大きくなってきた時にベルクでは肩や腰が痛くなる可能性がありますので、その点は注意しなければなりません。ちなみに新生児から使用できるオールインワンヒップシートであればこちらの記事を参考にして頂ければと思います。

【2020】新生児から使えるおすすめのヒップシート特集

2020年3月16日

そもそも世の中には快適性、デザイン性に優れたヒップシートはまだまだありますので、ヒップシート後進国の日本において国産のヒップシートにこだわる必要はなく視野を広く持ってご自身にあうヒップシートを探してみてください。

ベルクが合わなかった方もヒップシートってこんなものか。。などとは決して思わないでください!!

ベビーアンドミーも日本ではヒップシートを作っていないわけですし、日本人が独自のアイデアでヒップシートを考案し、製造するようになってほしいなと思いました。

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