エルゴベビーのヒップシート

こんにちは!Toku-Seeです。

本日は抱っこひもで今や知らない人はいないトップブランドとなったエルゴさんから販売されているヒップシートについてご紹介したいと思います。

OMNI 360という超売れっ子商品がありながら,なぜヒップシートを開発して販売しているのか真相は分かりませんが,抱っこひもメーカーの雄が乗り出すくらいヒップシートの流れが来ているという事だと思います。

正直なところ,ヒップシートは専門で開発しているメーカーの専売特許だと思っていたので,あのエルゴがどんなヒップシートを作ったのか,このToku-Seeちゃんがよーく見てやろうじゃないか!的な上から目線で購入してみました。笑

ちなみにこのヒップシートはただ今世界的に品薄状態でほとんどのお店で売り切れ状態になっています。

エルゴヒップシートの見た目は?

まずは外箱です。これはエルゴの抱っこひもシリーズと同じような形の箱に収まっております。

ちなみに試しに購入してみた色は最新色のレイヴンです。

レイヴンって何?だと思いますが,英語でワタリガラスのことだそうです。

なので,黒っぽい色という事になると思いますが,このヒップシートのレイヴンは紺色に近く非常にきれいな色味です。

他にも色はオックスフォードブルー、プラム、カーボングレーがあるようですが、2020年1月現在はどこのショップの品薄状態です

次にヒップシート本体を取り出してみると、こんな感じです。

写真だとなかなか色味を伝えるのが難しいのですが、なかなか素敵な色ですごくいい感じです。

取り出して感じたのがキャリア部分の作りが非常にスリムで、スタイリッシュな印象を受けました。スタイリッシュですがデザインもとことんシンプルにこだわった商品という感じです。

ちなみに付属品は取り扱い説明書と商品登録のはがきです。

ヒップシートとしての機能性は?

見た目はシンプルながらも色味は綺麗(レイヴンしか実際に見てませんが。。)で、スタイリッシュに着けることのできるヒップシートでしたが、機能面はどうでしょうか?

ヒップシートの機能で重要なのが、台座やベルトだったと思います。この点に関しては過去の記事を参考にしてくださいね。

ヒップシート選びの3か条

2020年1月14日

まずは上から肩ベルトから見てみましょう!

肩ベルトは抱っこひもでも重要な部分になりますので、さすがエルゴといった感じです。しっかりと厚みがありクッション性抜群です。これで肩が締め付けられて痛みがでることはなさそうです。

次に腰ベルトを見てみましょう!

上がエルゴ、下が他社ヒップシートの腰ベルト

ここが少し残念なポイントとなってしまいました。

腰ベルトの厚みがやや物足りないのと、幅が狭いために腰全体に体重を分散させて負担を減らすという効果が得られにくい作りになっています。写真でも分かるようにヒップシートを専門にしている他社の腰ベルトは幅が広いことが一目瞭然です。

そして、台座部分です。

一見した時にすべり止めが付いていないので、エルゴはやっぱり抱っこひもメーカーだったかと思いましたが、腰に巻いてみると思ったよりしっくりきました。

なぜこんなにしっくりくるのかなと考えたのですが、まずはクッション性がしっかりしているため、赤ちゃんを乗せた時の下腹付近の圧迫感が軽減される点が大きです。

また、座面が広いため赤ちゃんをすべり止めがなくても赤ちゃんを乗せた時に安定が得られるのです。

以上の2点が”しっくり感”が得られた要因かなと思います。

すべり止めがあってもなくても、ヒップシート単体では赤ちゃんを手で支える必要はありますし、これはこれでいいのかもしれないなと感じてしまいました。

以上、エルゴヒップシートの機能面をまとめると以下のようになります。

エルゴヒップシートの機能
・肩ベルト⇨◎ (さすがエルゴ!文句なし)

・腰ベルト⇨△ (幅が狭いのが残念)

・台座⇨○(クッション性も安定感もあり)

その他の特徴

その他の特徴として、まずはキャリア部分のメッシュが通気性抜群でこれも抱っこひもの技術をそのまま活かせていて素晴らしいです。

またキャリア部分にスマートフォンやポケットティッシュが入る程度のポケットがあり、これはありそうでない便利な収納です。収納でいうと他にも腰ベルトのところにポケットが付いているので、不便は感じないと思います。

最後にヒップシート全体の重量ですが、795 gとこれはヒップシートキャリアにしては軽い部類に入ります。重量感を覚えるヒップシートキャリアもある中で、エルゴのヒップシートは軽いなと感じる商品ですので、手荷物となるときでもそれほど気にならないという点でも優れているのではないでしょうか。

まとめ

エルゴのヒップシートはいかがだったでしょうか?

機能面でもデザイン面でもシンプルという言葉が当てはまる商品ですが、ポイントは外していないですし、さすがエルゴ!と思えるところもいくつかありました。

Omni 360よりも定価はだいぶお安くなっており、エルゴベビーで選ぶならかなりお買い得な商品だと思います。

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