もくじ
こんにちは!Toku-Seeです。
ヒップシートを購入する際に,どういった点に注意して選んだらいいのかよく分からないという悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
多くのヒップシートメーカーから,様々な種類のヒップシートが販売されていますし,抱っこひものエルゴさんのようにほとんど一人勝ち状態のトップブランドもヒップシートには存在しません。
そういう状況だからこそ、デザインと機能でお気に入りのものを見つける作業がすごく大変だと思います。
本日はヒップシートの機能面でどういう点に注意して選べば良いのか、最低限チェックして頂きたい3項目についてお話したいと思います。
台座のすべり止め
Toku-Seeが新しいヒップシートを手に取った時に初めにチェックするポイントとしては台座のすべり止めです。ちなみに下の写真はポグネーのNo.5 ネオのすべり止めですが、この商品は座面の前面がすべり止めになっていて素晴らしいです!

ヒップシートキャリアとして使用する際にはそれほど気にする点ではないかもしれませんが,手間なく簡単にだっこができるという事でヒップシート単体での使用機会は多いと思います。
その際にすべり止めがしっかりしていないと,赤ちゃんを乗せた時に安定せず滑り落ちてしまう危険性が増してしまいます。
座面に角度を付けて滑り落ちないように工夫しているメーカーも多いですが,絶対に必要なのは滑り止めです。座面の角度はあると安心ですが、前傾したりするとそれだけでは落下防止にはなりません。
すべり止めも様々な種類がありますが,それを気にするのは次のステップですのでまずは滑り止めがついているかどうかをチェックしましょう。滑り止め以外の点でどういった点がヒップシート選びのポイントになるかは,過去の記事を参考にしてくださいね。
腰ベルトと肩ベルト
赤ちゃんを抱っこして負担のかかる場所が腰と肩になります。
ヒップシートキャリアも腰と肩のベルトで赤ちゃんの体重を支えることになるので,この2か所のベルトの作りがとても大事になってきます。
腰ベルトも肩ベルトも幅は広いほうが体にかかる負担は少ないです。というのも,”幅が広い”=”ベルトの面積が広い”となり、つまりは赤ちゃんの体重が分散されるので,腰や肩の面積当たりにかかる負担が少ないという事になります。つ
まり,1か所に集中して力がかからないので,同じ体重の子どもを同じ姿勢でだっこしても負荷のかかり方が違うのです。
腰ベルトや肩ベルトの幅が広いと着けたときの見た目がゴツゴツしてしまうのでは?と気にされる方もいらっしゃるかとは思います。
でも多かれ少なかれ抱っこひもはそういうものですし,決してそれを着けてよりスタイリッシュとかより可愛いというものではありませんので,個人的にはあまり気にする必要はないかと思います。
ベルトの幅の他には,ベルトのクッション性も大事なポイントになります。
幅はあってもペラペラなベルトですと,体重がダイレクトに腰や肩に伝わるのでベルトに当たる部分が痛くなってきます。ですので,ある程度肉厚でクッション性のあるベルトの方が長時間の使用でも痛みがなくだっこすることができます。
では具体的にどれくらいの幅と厚みがあれば良いかという点についてですが、完全な私見になりますが、腰ベルトの幅は13〜15㎝くらいで、厚みはクッション性を感じることができれば合格だと思います。また肩ベルトの幅は5〜6㎝以上あれば大丈夫ですが、厚みはクッション性が十分に感じられる程度(2㎝以上)あるのが望ましいです。
台座部分のクッション性
台座部分はすべり止めの有無以外にも確認しておいた方が良いポイントがあります。
台座部分には赤ちゃんを乗せますので上から負荷がかかります。その負荷は腰ベルトから腰に伝わりますが,もちろん台座にも下向きの力が働くので台座に接する下腹あたりに伝わります。
つまり,台座部分にクッション性がないと下腹あたりが圧迫され痛みを伴うことになるのです。
実はこれが一番やっかいで,下腹と台座の接点はそれほど大きくないため,ピンポイントに力がかかり痛みが大きく感じやすくなります。場合によってはこの痛みにより,ヒップシートでの抱っこをあきらめることにもつながってしまうのです。

ですので,台座部分をチェックする際は,体に接する面のクッション性が十分にあるかどうかを確かめるようにしましょう。
まとめ
3つの項目以外にも生地の素材や,軽量性,通気性,収納力など気になる点は人によって様々かと思います。
それでも上で挙げた3つのチェックポイント,座面のすべり止め,腰ベルトと肩ベルト,台座のクッション性については,ヒップシート(キャリア)として快適に使用するための最低限必要なことですので,ヒップシートを検討する際には初めにきちんと確認するようにしてくださいね。
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